2012年3月22日木曜日

スタンド・アローン

吉本隆明が亡くなりました.

一部の世代にとっては最重要な日本の思想家であり、その存在の影響の大きさを僕は大学に入ってから知り、一時期はその著作をむさぼるように読んだものでした.

まあ、全体の意味はよく分からず、ところどころ自分にも理解できるところをつまみ食いしていたようなものでしたが.

このブログを一つのテーマに絞らず自分の興味のあるなるべく幅広い分野について書くというのは、思想・哲学からサブカルに至る幅広い分野にわたって批評を展開していた吉本隆明の影響によるところ大です.

そろそろ危ないんじゃないかとここ何年か覚悟していましたが、「自分に時間があれば、世界の全てを理解してみせる」という吉本隆明のいつだかの発言をそのたびに思い出し、やっぱり100歳位までは生きるんじゃないかとも思っていたのでした.

吉本隆明のコーナーが書店に出来てるのではと思いきょう出掛けてみましたが、全くのスルーかささやかなコーナーが設けてあるだけでした.

facebookでも記事を上げましたが、僕の周りでは全くの無反応でした.

高橋源一郎が朝日新聞で追悼文を書いていましたが、最後の一文が泣けます.

「ぼくたちは、ほんとうにひとりになったのだ」

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