2012年3月22日木曜日

スタンド・アローン

吉本隆明が亡くなりました.

一部の世代にとっては最重要な日本の思想家であり、その存在の影響の大きさを僕は大学に入ってから知り、一時期はその著作をむさぼるように読んだものでした.

まあ、全体の意味はよく分からず、ところどころ自分にも理解できるところをつまみ食いしていたようなものでしたが.

このブログを一つのテーマに絞らず自分の興味のあるなるべく幅広い分野について書くというのは、思想・哲学からサブカルに至る幅広い分野にわたって批評を展開していた吉本隆明の影響によるところ大です.

そろそろ危ないんじゃないかとここ何年か覚悟していましたが、「自分に時間があれば、世界の全てを理解してみせる」という吉本隆明のいつだかの発言をそのたびに思い出し、やっぱり100歳位までは生きるんじゃないかとも思っていたのでした.

吉本隆明のコーナーが書店に出来てるのではと思いきょう出掛けてみましたが、全くのスルーかささやかなコーナーが設けてあるだけでした.

facebookでも記事を上げましたが、僕の周りでは全くの無反応でした.

高橋源一郎が朝日新聞で追悼文を書いていましたが、最後の一文が泣けます.

「ぼくたちは、ほんとうにひとりになったのだ」

2012年3月14日水曜日

権田ではない方のキャプテンの処遇

サッカー男子がオリンピック出場を決めました.

今日の試合では出場停止の大迫勇也に代わって大津祐樹がワントップを務めましたが、機能していたとはとても言い難い出来でした.

そんな中、いきなり携帯が地震速報で鳴りはじめ、中継でも地震速報が出たとアナウンサーが繰り返し、ネットで情報収集なんか始めようとした矢先に最初の得点が入りました.

僕はNHKのBSだったのですが、ネットによるとテレ朝はまるっきし地震速報に切り変わったそうで得点シーンが放送されなかったのだとか.

NHKで静かに観られるのに(副音声にすると場内の音だけの放送になる)、わざわざ、うるさい実況と素人と大して変わらない見識の解説のために民放で観るなんて意味分からないです.

その点、ピッチ上で何が起こっているのかちゃんと話せる宮本恒靖の解説は知性を感じさせて、さすがです.

話がそれました.

最初の得点は、ボランチの扇原貴宏がエリア内に飛び出していって決めたもので、あの飛び出しがもっとできれば、パスは元々上手いし、将来は遠藤保仁や中村憲剛をしのぐセンター・ハーフの選手としてフル代表でも活躍できることでしょう.

遠藤の後継者として柴崎岳の成長を待つしかないと思っていましたが、思っていたより早く後継者が出てきた感じです.

扇原の台頭で割を食ったのがキャプテンの山村和也ですが、所属チームの鹿島アントラーズではセンターバック1本でやっていくそうなので、オリンピックでもセンターバックで起用してみればよいと思います.

今日の試合では、レギュラーのセンターバック2人ともおかしなことはやっていませんでしたが、これまでは毎試合何かしらやらかしていたので、ここに山村を使えば最終ラインも安定するのではないでしょうか.

予選で試していないのにいきなり本番で山村のセンターバックは博打に近いですが、今日の大津のワントップ起用よりはまっとうだと思います.

2012年3月4日日曜日

バットマン必要なし(今季限定?)

アーセナル 2 - 1 リヴァプール

仕事が終わって急いで帰ってきてテレビをつけると、試合は既に前半も半ば過ぎでリヴァプールが1点リード.

着替えなどを済ませてリビングに戻ってくるとスコアは1-1.

めまぐるしい展開だから、先週のトッテナム戦みたいにたくさん点数が入るかと思っていましたが、次に点数が入ったのは試合終了間際でした.

リヴァプールが終始押し気味に試合を進めていましたが、GKヴォイチェフ・シュチェスニーの好守などもあってアーセナルが耐える時間帯が続きました.

途中、アーセナルのエンジンとして中盤を走り回っていたミケル・アルテタが背後から体当たりを食らって気を失って退場.

酸素マスクをつけた状態で担架で運ばれていったので心配でしたが、実況によると、結果的に大したことはなかったそうで一安心です.

その交代で入ったアブ・ディアビもどこかを痛めてさらに交代と、アーセナルにとっては散々な一日になるかと思われましたが、アレクサンドレ・ソングのロビング・パスをロビン・ファンペルシがボレーシュートを決めました.

このシュートは右斜め後ろから飛んできたボールを左足でジャストミートしたもので、今シーズン何度となく見たスーパーゴールでありました.

好ましかったのは、アシストのパスを出したソングの右足スパイクにファンペルシがお礼のキスをしたシーンが映し出されたことで、先日のミラン戦で、ロビーニョがゴールを決めた際に体勢を崩しながらもセンタリングを上げてくれたイブラヒモビッチが倒れているのにそれを無視して喜んでいたのとは対照的でした.

さすがキャプテン、でも来季はどこか別のチームに行ってしまうのでしょうか.