謹んで地震災害のお見舞いを申し上げます

2012年5月14日月曜日

パーティー・アップ

サッカーのイングランド・プレミアリーグは、マンチェスター・シティが優勝しました.

10人になったQPRに1 - 2 とリードされながらも、ロスタイムに入ってから立て続けに2点を取って逆転勝利しました.

同点でも優勝はなかっただけに、ハーフタイムのQPR・マーク・ヒューズ監督の「スポイル・ザ・パーティー」のコメントも時間を追うごとに現実味を増し、マンチェスター・ユナイテッドの優勝原稿を書きかけていた記者も多かったのではないでしょうか.

僕は年明けにシティの優勝を予想していましたが、良かった、撤回しないで(単に更新がおろそかになっていただけとも言えますが).

一時期はユナイテッドに8ポイント差をつけられていましたので、ロベルト・マンチーニ監督も諦めのコメントを連発していました.

監督にやる気がないときは選手にもやる気のなさが伝染するものですが、元々チームの一体感とは無縁だったのが功を奏したようです.

金持ちで外人だらけのクラブはチェルシーだけで充分というのがシティ・ファン以外の現地の空気だったそうで、僕もそんな気分なのであまり祝福する気にはなれませんでしたが、ビーディ・アイのリアム・ギャラガーが喜んでいる様子が映ったので、まぁ、良しとしましょう.

ちなみに、アーセナルは何とか3位を確保、宮市亮のいるボルトンは降格が決定しました.

来シーズン、宮市はアーセナルに戻ってくるそうですが、どうせウォルコットの控えでしょうから出場機会はあまりなさそうです.

ドルトムントの香川真司がユナイテッドへ移籍するかもと報じられていて、もし移籍が実現したらそれはものすごく楽しみです.

2012年5月8日火曜日

まあまあよりは良い

日本代表 106 - 3 UAE代表 @レベスタ 7,507人

 ラグビーどころと言われている福岡のスタジアムの割には淋しい集客ですが、秩父宮でもこれくらいの動員でしょうか、東京との人口比で考えるとさすが福岡と言うべきなんでしょうね.

 エディ・ジョーンズ監督の試合後のインタビューの最初の第一声が「まあまあ」でしたが、僕には今後も期待できる満足のいく内容でした.

 相手チームは完全アマチュアだったそうで、そこは割り引いて考えなければなりませんが、前任者のときのような「こいつ、いらねぇ」といった変なフラストレーションが観てる側にありませんでした.

 仕事人タイプの選手が多く、突破役の選手が少なくても、真面目なサポート・プレーで相手DFを崩していくことができました.

 ほとんどのラインブレイクはセンターに入った立川理道からでしたが、春からの新所属はクボタなので、トップリーグでプレーを見ることができないのは残念です.

 史上最年少デビューでトライも記録した藤田慶和は、さすがに恐いものしらずというかのびのびとプレーしていましたが、格上との対戦でどこまで通用するか楽しみです.

 最年少なのでもちろんチームで一番の年下でありますから何をやっても、たとえ失敗をしても許される立場なんでしょうけれど、今後、代表の中で地位を確保し責任も伴ってきたときに果たして今と同じプレーが出来るのか見守りましょう.

 ラグビー人気を盛り上げるためにも代表の新星としてメディアにどんどん露出してもらいたいものです.

2012年4月9日月曜日

階級闘争

優勝争いのためには負けられないマンチェスター・シティとチャンピオンズ・リーグに予備予選なしで出場したいアーセナルの試合.

ハーフタイムの直前に、アーセナルのサポーターが"You Can't Buy Class"のバナーを掲げているのが映し出されました.

この試合の観戦に来ていたシティ経営陣への皮肉か、年俸の大幅アップにつられてアーセナルからシティへ移籍したサミル・ナスリへの個人的な当てこすりなのか、どちらなのか判然としませんが、英語の堪能な解説者にはちゃんと解説してほしいものです.

試合は終了間際のミケル・アルテタの綺麗なミドルシュートが入って、アーセナルの勝利に終わりました.

アルテタは先のアストン・ヴィラ戦で決めたフリーキックといい、なかなかのシュート力の持ち主です.

アルテタにはセスク・ファブレガスほどの繊細なパスはありませんが、最近はチームにもフィットしてきて中盤を動き回ってゲームをつくり、アレックス・ソングとともにアーセナルにとって欠かせない存在となりました.

それにしてもシティのカルロス・テベスにはびっくり、お腹が出ているのがユニフォーム越しでも分かりました.

前節では、負けていて時間がもったいないのに、フリーキックを誰が蹴るのか揉めて時間を浪費した挙句、監督が「いや選手に任せてあるから」と無責任な投げやりコメントをしたり、今回みたいにテべスみたいなメタボ選手を起用せざるをえないシティはどうやら迷走してしまっているようです.




2012年4月8日日曜日

デトロイト・メタル・シティ

原作漫画は読んだことがなく、これは以前にテレビで放映された実写映画版を観た感想になります.

職場の人から聞いた話だと、本物のメタルファンからは漫画も映画も総スカンを食らっていたそうですが、僕が見た限り、この作品の悪意の対象になっているのは、素の主人公が愛してやまない小沢健二などのおしゃれなポップス.

最後のアメリカのメタルバンド(名前忘れた)との対決シーンで、一度倒れた主人公のクラウザーが立ち上がり内股で「甘い、甘い恋人~♪」と歌い出しましたが、ここでバンドのファンがみんな耳をおさえて、「クラウザー様はまた我々に試練を与えようというのか!こんな歌は聞きたくない、気持ち悪い、吐き気がする!」と言ったのには大笑いしました.

クラウザーでないときの主人公の尊敬する音楽だかファッションだかのプロデューサー(鈴木一真)もヤな奴として描かれているし、一時期流行った渋谷系とかの実体の伴わなかった音楽シーンへの違和感を思い出しました.

まっ、原作は漫画だし、本物のメタルファンもそんなに目くじら立てずにギャグを楽しめばいいじゃないと思いました.

松山ケンイチうまいですね.


2012年3月22日木曜日

スタンド・アローン

吉本隆明が亡くなりました.

一部の世代にとっては最重要な日本の思想家であり、その存在の影響の大きさを僕は大学に入ってから知り、一時期はその著作をむさぼるように読んだものでした.

まあ、全体の意味はよく分からず、ところどころ自分にも理解できるところをつまみ食いしていたようなものでしたが.

このブログを一つのテーマに絞らず自分の興味のあるなるべく幅広い分野について書くというのは、思想・哲学からサブカルに至る幅広い分野にわたって批評を展開していた吉本隆明の影響によるところ大です.

そろそろ危ないんじゃないかとここ何年か覚悟していましたが、「自分に時間があれば、世界の全てを理解してみせる」という吉本隆明のいつだかの発言をそのたびに思い出し、やっぱり100歳位までは生きるんじゃないかとも思っていたのでした.

吉本隆明のコーナーが書店に出来てるのではと思いきょう出掛けてみましたが、全くのスルーかささやかなコーナーが設けてあるだけでした.

facebookでも記事を上げましたが、僕の周りでは全くの無反応でした.

高橋源一郎が朝日新聞で追悼文を書いていましたが、最後の一文が泣けます.

「ぼくたちは、ほんとうにひとりになったのだ」

2012年3月14日水曜日

権田ではない方のキャプテンの処遇

サッカー男子がオリンピック出場を決めました.

今日の試合では出場停止の大迫勇也に代わって大津祐樹がワントップを務めましたが、機能していたとはとても言い難い出来でした.

そんな中、いきなり携帯が地震速報で鳴りはじめ、中継でも地震速報が出たとアナウンサーが繰り返し、ネットで情報収集なんか始めようとした矢先に最初の得点が入りました.

僕はNHKのBSだったのですが、ネットによるとテレ朝はまるっきし地震速報に切り変わったそうで得点シーンが放送されなかったのだとか.

NHKで静かに観られるのに(副音声にすると場内の音だけの放送になる)、わざわざ、うるさい実況と素人と大して変わらない見識の解説のために民放で観るなんて意味分からないです.

その点、ピッチ上で何が起こっているのかちゃんと話せる宮本恒靖の解説は知性を感じさせて、さすがです.

話がそれました.

最初の得点は、ボランチの扇原貴宏がエリア内に飛び出していって決めたもので、あの飛び出しがもっとできれば、パスは元々上手いし、将来は遠藤保仁や中村憲剛をしのぐセンター・ハーフの選手としてフル代表でも活躍できることでしょう.

遠藤の後継者として柴崎岳の成長を待つしかないと思っていましたが、思っていたより早く後継者が出てきた感じです.

扇原の台頭で割を食ったのがキャプテンの山村和也ですが、所属チームの鹿島アントラーズではセンターバック1本でやっていくそうなので、オリンピックでもセンターバックで起用してみればよいと思います.

今日の試合では、レギュラーのセンターバック2人ともおかしなことはやっていませんでしたが、これまでは毎試合何かしらやらかしていたので、ここに山村を使えば最終ラインも安定するのではないでしょうか.

予選で試していないのにいきなり本番で山村のセンターバックは博打に近いですが、今日の大津のワントップ起用よりはまっとうだと思います.